小貝川を上る、二
pm3:35
藤代町営グランド(現、取手市営)
防災センターを更に先に進むと、なにやら賑やかな声が。歓声も聞こえる。なんと!このくそ暑いのに野球をやっていた。ま、他人のことは言うまい、自分だって炎天下のサイクリングを楽しんでいるのだ。他人から見るとバカに見えるだろうな。
pm3:07
川の一里塚、その一
「川の一里塚とは、堤防側帯にミニ公園を整備し、地域の人々の憩いの場にするとともに、災害時には水防活動の拠点となるものです。現在までに、鬼怒川に19箇所、小貝川で10箇所が設置されています。」と、 県南総合防災センターHPに書いてあった。
出発してから1時間が経った。二三成橋を過ぎたところで自動販売機を発見。ちょっと休憩し冷たいお茶をグググっと飲んだ。これで1時間はもつだろう。
pm3:00
岡堰水門
以前、ここに来た時は新岡堰は工事中だった。私は古い歴史ある旧岡堰が好きだったのだが、今見ると、綺麗さっぱりなくなっている。機能を失い取り崩されたのだろう。あの間宮林蔵の業績を讃えた像はどこへ行ったのだろうか?あ、川の中の孤島に取り残されたままとなっている。「この岡堰の工事に携わり、伊奈忠治に認められ出世の糸口となった。」と言うような事が書いてあったと記憶するのだが・・・。
pm3:10
岡堰、水神岬
堰きとめられた水によって、まるで湖の様相をしている小貝川。その川辺から突き出した岬から実に美しい景観を楽しむことが出来る。特に桜の季節は美しい。
この岬を水神岬といい、藤代町教育委員会による案内板に次のことが書かれている。
岡堰にある約100mの突堤。小貝川を堰して満々と湛えた中に、青松の影をうつした岬は、岡堰の添景として離し難い。
岡堰は寛永七年(1630)、関東郡代伊奈半十郎忠治によって造られ、上流の福岡堰、下流の豊田堰と共に、関東の三大堰の一つである。
古くこの岬は、中州など共に水流をじぐざぐにし、堤防を護る役をしていたという。岬の中に水神宮が祭られている。岡堰用水組合では、水神宮のお祭りと共に、上州榛名神社へ代参を立てたことが、江戸時代の記録に残っている。
山岳信仰の通有性はあるにしても、特に榛名山を選んだのは、山を水源と仰ぐ心であろう。水は二万石の命である。
pm3:15
岡堰、全景
満々と水を湛えた岡堰。美しいだけでなく、この水は藤代町ほかこの地域の水田の農業用水として利用されている。
茨城百景にも選ばれ景観を誇っているのだが、新岡堰となり、なんだか風情がなくなった。
pm3:22
小貝川
岡堰を過ぎると、南側土手道は取手市北西部を通過することになる。この辺の小貝川は岡堰の影響があって、川幅が広い。川向こうは、伊奈町上平柳で、昔風に言うと筑波郡上平柳村である。そう、間宮林蔵の故郷である。