ワープステーション江戸、二
平成12年大河ドラマ『葵〜徳川三代記』の世界
「ワープステーション江戸」開業と同時に、ここで撮影が行なわれた「葵〜徳川三代記」。
城郭、そしてお堀、火の見や櫓の再現は、まるでオープンセットさながら。このテレビドラマのために造られたと思えるほどである。
地元伊奈町の住民を動員しての撮影となった「葵〜徳川三代記」。このスタイルは以後の大河ドラマでも続いている。
「ワープステーション江戸」の江戸城の構成は大手門を囲んで土塁櫓、隅櫓、長屋門、高麗門、見附と並んでいる。その外には武家屋敷があり、町屋が並んでいる。城内は広々とした中庭となっていて、一角には端整な日本庭園が施設されている。
「江戸城大手門」画像を見る
秀忠(西田敏行)の出陣シーン等で何度も放映される風景
「江戸城を囲む土塁塀」画像を見る
秀忠が馬を乗り回すシーンが思い浮かぶ
平成14年大河ドラマ『利家とまつ』の世界
「利家とまつ」も「葵〜徳川三代]」に引き続き、「ワープステーション江戸」を中心に、ロケーションが行なわれた。更に伊奈町や水海道市、小貝川やその周辺の山野でも撮影が行われた。
戦国の激動の中を生きる男と女の物語、荒子城の四男として生まれた利家が、まつという健康な上に智栄に溢れた妻を得たことによって、幸運が開け、加賀百万石を得るまでの過程を描く。
「ワープステション江戸」の中に作られた特設オープンセット
画像1
たしかこの辺に酒場くじら屋が。歌舞伎者利家の姿が浮かんでくる。
画像2
秀吉の母がこの辺で野菜を売っていた。
このオープンセットは引き続き、NHK大河ドラマを中心に様々な番組で使われている
平成15年大河ドラマ『武蔵.』の世界
「武蔵」ポスターを見る
吉川英治原作の「宮本武蔵」に新しい解釈やドラマティックな展開を加味したNHK大河ドラマ「武蔵」
お通との恋の行方は?
小次郎との“巌流島の決闘は、いかなるものや。
いままでの大河ドラマと違い、歴史の脇役とも言える庶民の中の一人の剣豪の生き方にスポットが当てられている。
歴史ドラマと言うより、典型的な時代劇である。
(平成15年4月、記)
総括
これは全国のテーマパークにも言えることだが、「ワープステーション江戸」は入場者が伸び悩み運営的には苦戦している。しかし、映画、テレビドラマのロケ地という一つの文化を茨城県南に与えた功績は大きい。私的な意見だが、今後は映画のロケーション地としての「ワープステーション」を前面に押し出して、撮影の資料館みたいなものを造って公開したらもっと人が集まると思うのだが。撮影当事者との拘りで難しいのだろうか。とにかく、たくさんの入場者で賑わって欲しい身近な歴史公園である。