河童の歩いた道一
プロローグ
久沼にはたくさんの河童が生息しています。それは今も昔も変わりません。河童は人間との交流を求め時々岡へ上がってきます。
河童にも色々なタイプがいて、さびしがりや、ゆかいなやつ、陽気者、陰気者、千差万別で人間のサガとよく似ています。
ほら!そこの坂道をこちらへ向かって来る河童がいます。
あ、あれはさびしがりやのキョンキョンです。こころある方はほんの少しの時間を河童のキョンキョンに付合ってください。。
キョンキョン登場
ボ〜ク河童のキョンキョンと言います。ま、人間様にはキーキーとしか聞こえないようですが、キョンキョンです。生まれも育ちも牛久沼、牛久沼の夕日を見て育った、多情多感な河童です。
年ですか?数えたこと無くてよく解らないな、でも人間様でいうと、二十歳ぐらいかな〜
ボ〜ク沼のことだったらなんでも知ってるよ、なんでも教えてあげるよ、一緒に散歩をしましょう、沼のことや、河童のこと教えてあげるから、ね、ね、ね。
城中町の河童道
河童はいつだって沼の中じゃないや、、たまには岡に上がって人間様の様子伺いだってするんだい、、
ここ城中の人々はとっても河童に優し〜んだ。だからボ〜クらこの村の人間様は好きなんだ。
でも、この村まで来るの大変なんだ、、、だってここ、沼のすぐそばなんだけど、雑木林の坂道登んなきゃいけないんだ、河童にとっちゃ大変なんだ。
城中町
牛久沼東岸に位置し沼を見下ろす高台の町。牛久城跡や牛久陣屋跡、得月院、八坂神社、稲荷神社などがあり、かつては牛久城郭の一角を占め、旧い町並は当時をしのぶことが出来る。
観光スポットとして小川芋銭画伯のアトリエ、雲魚亭などがある。
また、「橋のない川」でおなじみの住井すゑさんはこの町の住民であったが、平成9年、95才にて他界された。