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若柴の伝説二

星宮神社に纏わる伝説

駒止の石
平将門の乱の時代、平貞盛の乗った馬が石の前で突然動かなくなった。不審に思った貞盛が周囲を見渡すと、星大明神の祠があった。そこで、この祠を懇ろに参詣すると馬は再び動き出した。以後この石は「平貞盛の駒止の石」と呼ばれ、今でも星宮神社境内に残っている。

この伝説の関連として、 平貞盛の父、国香の言い伝えが残っている。
星宮神社から2kmほど離れた川原代の安楽寺付近で、平将門軍と激しく戦かった国香。不幸にも激戦のすえ戦死した国香の供養塔に纏わる言い伝えが、次のように。 
平国香の墓(供養塔)には刀傷がついている。 
 昔ある人が、この墓石の付近を通ったら、石の影から亡霊が現れた。恐怖に慄きその亡霊を切りつけたところ、ふとその墓石を見ると、真新しい刀傷がついていたという。 詳しくはこちら

病気快癒祈願
 若柴では病気になったら、星宮神社の椎の木に藁の人形を作って杭で埋めてお祈りすると治ると云われている。更に病気が重く、危篤の場合はこの神社でお百度参りをした。境内にある石碑、道緑神様(ドウロクジンサン)にお祈りすると足の病気が治ったと云われている。
ものもらいにかかった時は、近所の家に行ってオムスビを貰うと治ったそうです。

うなぎを食べない村
 若柴では決してうなぎを食べない、それは若柴の鎮守、星宮神社の神様の使いが、うなぎだからだと言う。ある人がその禁を犯し、うなぎを食べてしまった。するとその人は病気になり三日三晩苦しんだという。

この言伝えは代々語り継がれ今日でも若柴の人々はうなぎを食べない。しかし、最近ではこの禁句を守っているのは高齢者のみで、若者は地区外なら食べてもよかろうと考えている。