雲魚亭パンフレットで紹介の3枚の絵
狐隊行
採蓴
小六月
と、三点の画が紹介されている。
その中で小六月に付いての解説をする。
この作品は芋銭晩年の昭和12年に描いた画である。後方に描かれた水辺は牛久沼とも思えるが、芋銭は当時、北相馬郡文村横須賀に滞在したことを思うと、おそらく利根川であろう。と、いうことは、小六月に描かれた農村の風景は、文村周辺と考えられるが。
虚弱体質な芋銭にとって農作業のつらさを誰よりもよく理解していた。だからこそ、農民に限りない愛情を注いでいる。垣根越しに談笑する人々の姿、農作業を終えてほっとしているのだろう。話し声が聞こえてきそうだ。
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