平成十三年一月二十八日発行

牛久沼に4羽のオオハクチョウが!

ハクチョウと言えば牛久沼を代表する水鳥で、決して珍しくありませんが、オオハクチョウとなると約10年ぶり(未確認)の飛来である。実に久々である。
1960年頃までは毎年50羽程のオオハクチョウが越冬していた牛久沼であるが、水質汚染や騒音など都市化の影響でその後姿を見かけなくなり、それに代わってコブハクチョウがすみついて、今では70羽程に繁殖し竜ヶ崎市の鳥に指定されている。

 


注:一番左の鳥はコブハクチョウ、右4羽の親子連れがオオハクチョウ
写真左上の山は筑波山です

  

コブハクチョウと遠来のオオハクチョウが仲良く暮らす牛久沼、今年の冬の寒さは一段と厳しく、オオハクチョウの飛来は寒さのため迷い込んだと考えられているが、3月になるとシベリアへ飛び立つであろう。また来年も再来年も仲間を連れて戻って来て欲しい。そのためにも牛久沼及び周辺の環境汚染の改善を望む限りである。