祝!牛久沼大橋開通
| 平成17年3月20日、地元住民にとって待ちに待った「牛久沼大橋」が開通した。これで、藤代バイパスから国道六号線本道への車の流れはスムーズになり、取手からの道程がぐっと近く感じられる。平成に入ってから徐々に開通の藤代バイパス6.14kmがこの橋の開通によって遂に全線開通したのである。 一般公募によって牛久沼大橋と名前が付いているが、この橋はけっして牛久沼を横断する橋ではない。牛久沼の八軒堀水門付近を僅かばかり掠めているのであり、牛久沼の景観には、さほど影響を与えていない。 尚、一般公募では国土交通省 関東地方整備局 首都国道事務所によると「牛久沼大橋」のほか「白鳥橋」「白鳥大橋」「河童大橋」「河童橋」などの応募があった。 |

牛久沼の放流口付近に架かった牛久沼大橋
晴れていればこの位置から筑波山が望める。
| この橋の架かった場所はうな丼の発祥の地でもあり、俗に鰻街道と呼ばれていて、国道六号線沿いに鰻料理店が数軒建ち並んでいる。江戸時代「ある旅人がこの地の鰻料理店で、舟の出発を待つあいだ、鰻料理とご飯を注文して食べようとしたところ、突然舟の出発の合図があり、慌ててご飯の上に鰻を載っけて食べたら旨かった」という伝説が残っている。このような伝説を引き合いにするまでもなく、この時代、牛久沼には渡し舟が往来していた。明治になり、新道(陸前浜街道)が牛久沼東岸に出来て以来、人々はこの沼辺の道を行きするようになり、渡し舟は姿を消した。その道はやがて時代を経て幹線道路として成長し、国道六号線と呼ばれるようになった。そして今日、牛久沼大橋が開通したことにより、かつて舟で渡っていた同じ場所を、いまふたたび橋の上から渡るのである。 牛久沼大橋は、景観に優れたロケーションに架かっている。目の前に広がる牛久沼を、そして遠くに筑波山を眺めることが出来る。それなのに、残念ながらこの橋は車両専用道路であり、ゆっくりと立ち止って景観を楽しむことが出来ない。橋の上から水鳥の戯れを眺め、一句詠んでみようと、風流を求める方が所詮無理なことなのであろうか。 |

まだ工事跡の残る牛久沼大橋入り口(龍ヶ崎方面より)
| 開通前の3月12日に開通プレイベントが行なわれたという。当サイトではカメラに納めることが出来なかったが、橋の上で道に関するクイズやゲームが行なわれ模様である。また開通当日は午前10より開通式典、開通式が行われ午後3時念願の開通となった。 |

藤代方面からの「牛久沼大橋」入り口
| 藤代バイパスは国道6号線の慢性的な渋滞を緩和するために、昭和55年 6月の都市計画によって早々と草案が決まっていた。 平成 5年11月の小浮気(藤代町)〜藤代間が開通。平成13年 3月酒詰(藤代町)〜小浮気間が開通。同年藤代〜佐貫(龍ヶ崎市)が開通。そして平成17年3月20日、牛久沼大橋の開通により悲願の全線開通となった。 |