蛇喰古墳

 

 牛久から女化神社に通じる街道のカスミストアー近くに全長45m、幅17m、高さ8mの地域最大規模の前方後円墳・蛇喰(じゃばみ)古墳がある。前方後円墳は、もともとは大和朝廷の支配者階級の陵墓であったが、それを地方豪族たちが権力を誇示するためにまねをしたもので、全国に分布している。
 つまり、この地方に5世紀ごろから強力な権力者が出現し、小国家が誕生していたことが伺える。権力者とはいつの時代でも愚かで、己が権力の誇示を好み、そして征服欲が強い。そのため民百姓を巻き込んでの権力者間の争いが絶えない。血で血を洗う流血の歴史が、この小天地において既に始まっていた。


蛇喰古墳

  

しっかりと、前方後円墳の形を残している蛇喰古墳。まだ発掘調査は行われていない。陵墓にはお稲荷様が祀られ神聖さを増している。周囲は商業地区や城宅が広がっている。