| 人間が他の動物と違い、人類といわれる所以は、道具をつくる、使う、この一点に絞られる。この洪積世の人類がつくったのは石器で、しかもそれは石を打ち抜いてつくったもっとも原始的な道具であり、これを考古学上旧石器時代とよんでいる。 |

| 旧石器人達は小さな集団をつくり、獣や魚場を探し川沿いを中心に移動生活をおくっていた。 このころはナウマンゾウやオオツノシカや野牛など大型の動物が沢山いた。これらの動物を捕獲するため時として命を落とす人もいた。そのような格闘のなかで人々は石器により工夫を加えていった。 初期のころは、山火事など自然におきた火を使い、肉を焼き、暖をとり、そして猛獣から身を守っていた。 やがて火の起こし方を取得した人間は生活に潤い得、生活の場を少しずつ広げていったが、この時代いわゆる土器が無く、食生活は生か焼く、あるいは干す、これらの限られた方法しか無かった。 |

削木で木を削る 木に溝を彫る 爍器で木を切る

獲物にむけて槍を投げる

旧石器時代狩猟イメージ