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写真機が観た牛久沼

牛久沼とその周辺の写真集

私は、写真機という言葉の響きが好きだ。カメラという舶来の言葉を日本語にしただけなのだが、なんだか意味が違う気がする。シャッターを押すとガシャっと言うメカニカルな音が心地よく響く。こんな機械仕掛けのカメラこそ写真機ではなかろうかと、自分なりの解釈をしてみた。いわば、日本人が精密機械の技術に誇りがあった時代、それは日本の高度成長期と時を同じくするのであるが、このようなよき時代に作られたカメラこそ写真機なのだ,と、私は思う。


カメラがデジタル化した今、世の中の流れに逆行するかの如く、私は再びフイルムカメラを手にした。それも昭和30年代から50年代に作られた古い古いカメラを・・・・ 暇があれば、こんなカメラを片手に牛久沼を散策する。同じ風景でもカメラを変えると、あるいはレンズを変えてみると、まったく趣の違った風景に仕上がる。だから写真の面白さがあるのだろうか。

 

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