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若柴宿そして牛久沼

旧水戸街道若柴宿と牛久沼。歴史散策と望沼の約6kmのウォーキングコースです。 下の地図をご参考にしてください。

↓佐貫駅1900年(明治33)龍崎蒸気軽便鉄道(現在の関鉄竜ヶ崎線)の乗り換え駅として開業しました。住井すゑさんの作品「向い風」「野づらは星あかり」に登場します。

駅前広場を真っ直ぐ進み、3つ目の信号(ロータリー入り口の信号も含む)を、薬のいまがわの看板を目印に、右に曲がってください。↓馴柴小前、道標佐貫駅より7分
古い歴史を持つ馴柴小の東北隅の三叉路に道標が建っています。案内板には次のことが書かれています。 この若柴宿の碑は、文政九年(1826)十二月に建立した。 三叉路で旅人が迷い易いので若柴駅の老人が相謀り、普門品一巻を読誦する毎に一文ずつ供えて積み立てたとあり、十五名の村民の姓名が記されている。

来た道を大通りまで戻り、信号を真っ直ぐ進んでください。

↓大坂馴柴小、道標より10分
旧水戸街道を日本橋方面から下って若柴宿入り口にある坂です。若柴にはたくさんの坂がありますが、街道筋の坂はここだけです。坂を下りた所の左の空き地は、むかし若柴村役場があったところです。

↓若柴下町大坂より徒歩1分
下町、仲町、上町、と続く旧水戸街道若柴宿。特に下町の八坂神社の周りには、門構えの旧家が並び建ち、往年の宿場の面影を偲ぶことが出来ます。

↓延命寺坂若柴下町の一角
むかし真言宗延命寺が建っていました。明治初期の農村荒廃期に無住となり、神仏分離に際して廃寺となったそうです。

種井(仲町)延命寺坂より徒歩3分
清水が沸いていて種籾を浸したそうです。かつては若柴の下町、仲町、上町、横町、向原、富士ノ下の各町ごとにあった種池ですが、現存するのは仲町、上町、横町の3箇所で、いまも清水が沸いているのは仲町だけです。池の周には木々が鬱蒼と繁り、蒼然とした景観は当時の若柴の人々の暮らしぶりを伝えています。

↓ねがらの道ねがらとは、根がはびこると言う意味で、台地下に沿った道に付けられた一般名詞です。若柴の台地と「台の下」と呼ばれる低地をつなぐ斜面林が続き、そこには藪椿が群生しています。伸びた木々がまるでトンネルのように覆っています。シーズンを通して野鳥の鳴き声が聞こえてきます。

↓種井(上町)と足袋屋坂種池(仲町)よりねがらの道経由徒歩2分
駅から続く道は、種井(種籾を浸した池)のところで、ねがらの道と交差し坂道になります。その坂道は足袋屋坂と呼ばれ台地上に登る急な坂道です。この近くに足袋屋さんがあったのでしょう。坂の名前に宿場の面影が偲ばれます。途中木の根っこが彫刻のごとくはい出しています。まさに自然の芸術です。

田舎庵足袋屋坂より3分
古い民家の良さをそのまま生かしたお蕎麦屋さん。頑固おやじのこだわりの蕎麦に舌鼓を打ってください。

しばらくの間休業との事

金竜寺田舎庵より徒歩2分
このお寺は曹洞宗の古刹で、「牛になった小坊主」のお話や、新田義貞に纏わる「藁干観音のお話」などが郷土の民話として伝えられています。また境内裏手の木立の中に、新田義貞ほか、新田家歴々の五輪塔が並んでいます。

一力長五郎の墓金竜寺より徒歩10分   踏切を渡り右折
幕末期に江戸大相撲で活躍した力士です。安政6年には前頭筆頭にまで進みました。大関に強く、大物食いの長五郎といわれましたが、巡業先にて病没しました。安政6年8月25日の奥州一ノ関の巡業先と記録されています。遺言にもとづき、若柴富士ノ下の牛久沼が見えるところに墓が建っています。

↓鶴舞一力長五郎の墓より徒歩5分
広々とした牛久沼の風景が広がります。その場所には鶴舞揚水機場があり、ここから江川を経由して龍ヶ崎の水田に水が曳かれています。 この場所の北隣、牛久沼に面した空き地から見る夕焼けはとても綺麗です。

うなぎ街道平成10年、龍ヶ崎市観光物産課では、うな丼発祥の地としての牛久沼とともに、国道6号線沿いにある鰻料理店を宣伝しようと、各店と協力してこの通りを「うなぎ街道」と命名しました。現在は、牛久沼では殆どうなぎが採れなくなりましたが、7軒のうなぎ料理店(伊勢屋、水神屋、鶴舞屋、山水閣、桑名屋、小名浜屋、寺田屋)はいずれも歴史と伝統の味を大切にしています。

↓パーク水神屋ホテル鶴舞揚水機場より徒歩3分
むかし、小川芋銭や横山大観ら画聖たちが 好んでこの店を訪れたそうです。そして近年では、松本清張がたびたび訪れて宿泊したそうです。 牛久沼の絶景を見ながら美味しいうなぎ料理に舌鼓を打ってください。コーヒーだけでもOKです。

パーク水神屋HP

↓伊勢屋パーク水神屋より徒歩5分
江戸時代は、このお店の前から対岸まで渡し舟が出ていたそうです。筑波山を見ながら老舗の誇る美味しいうなぎ料理を味わってください。お店の裏は白鳥の餌付場となっていて、たくさんのコブ白鳥が戯れています。また、この場所は牛久沼バスフイッシングのポイントの一つです。

↓八間堀伊勢屋より徒歩 0~20分
寛政年間、牛久沼の水位を調節するために水門を付けて、溜め水を小貝川へ流すために人工的に作られた川です。東谷田川と西谷田川が牛久沼に流れ込むため、この人口の川を谷田川と呼ぶこともあります。

佐貫駅西口伊勢屋より八間堀淵を歩き、15分

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