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鹿島神社(田町)

祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと)で、社伝では、戦国時代の天正年間、土岐頼貞が城中の守護神として勧請したとされます。土岐氏の本城である江戸崎にも城中に鹿島神社を勧請しており、土岐氏の鹿島神社に対する信仰心の篤さが伺えます。

また、伊達政宗もこの神社を敬い、慶長11年(1606)修復。その後、文化10年(1813)にも修復された記録があります。

かつては五間四方(約82㎡)の規模の社殿があったそうですが、明治14年(1884)に焼失し、現在の無残な姿になりました。境内には文化年間に升屋平右衛門が寄贈した灯篭があります。升屋平右衛門は仙台伊達藩の財政を支えた人といわれています。さらに仙台商人及び近江商人が寄贈した一対の狛犬があります。

升屋平右衛門が寄贈した灯篭