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並木道祖神
創建は天保6年(1835)7月、祭神は猿田彦神。
由古老の話では、地域の人々が守り神として生活の中で、無病息災・家内安全・旅の安全、または男女の神として祈念して、常に信仰されてきました。
道祖神とは
①旅の神あるいは、道の神様とするもの。
②村の入口などに祭られていることから境を守る神、悪魔を払う神とするもの。
③小正月に道祖神のある所で、ドンド焼きを行うことから子供の神とするもの。
④男根などが祭られ、縁結びや安産を祈る神とするもの。
祭神の猿田彦神は、天孫降臨の祭に、天孫の案内を命じられた神で、道祖神と同一視されるています。
経緯
昭和11年地域有志の方々により改築され、第二次世界大戦の混乱の時代にも心の安らぎの糧として信仰されてきました。戦後は風雨に侵されていましたが、その後国民の生活が安定した時、誰とはなく道祖神改築の呼び声があがり、講員一同の賛同を得て改築事業発足の運びとなりました。講員一同の基金を加えて、趣旨に賛同された地域の方々の浄財を得て、昭和58年基礎土台工事、昭和59年2月落成しました。
覆い屋根つきの厨子の中に安置されている道祖神は極めて珍しく、堅牢な聖堂となっています。